知財コミュニケーション研究所代表の新井信昭です。
分かりやすい説明は論理的でなければダメ。
これは正しいと私は思います。
ところが、一部の書籍や話し方教室などでは、
メラビアンの法則を根拠に、
論理的に話す「言語情報」の割合は、
視覚情報55%、聴覚情報38%に対し、わずか7%だといっています。
しかしこれは、提唱者のメラビアン博士も認めているように、
誤解です。
ただ、メラビアンの法則が間違っているのではなく、
言語情報はわずか7%だから、
見た目にもっと力を入れようという解釈が
前提を欠いた間違いなのです。
視覚や聴覚はどうでもよいということではないが、
論理的に話す必要があることは分かりやすく伝えるためにとても重要です。
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