法律的に正確なら伝わるはマチガイ

 

特許法はとても分かりづらい法律です。

 

たとえば、

ときどき拒絶理由に登場する特許法29条の2がそれ。

「特許出願に係る発明」と言われても、

初めての人がクレームされた発明に行きつくのは

かなり無理がありますね。

 

法律を作るにはそれなりのルールがあるのでしょうから、

難しい言い回しになってしまうのは

ある程度は仕方がないのでしょう。

 

でも専門家は法律を作るわけではありません。

法律を理解し、

依頼者に代わって手続することを仕事の一つにしているわけです。

 

依頼者に代わって手続するだけでなく、

依頼者が分かりやすいようにかみ砕いて説明することも

専門家の仕事です。

 

法律的に正確でないと、

つまり、条文をオーム返ししないと説明したことにならない、

と考えることは無理もないことですが、

あえて言うなら、場合によってそれはマチガイです。

 

同じ内容を

言葉を言い換えて分かりやすく伝える

ことが大切です。

言い換えて分かりやすく伝える技術を

私たち専門家は身に付けなければなりません。

そうすれば、

仕事がうまくいくし、

ビジネスの成功に結び付くはずです。