著名な心理学者の一人にジェロム・ブルーナーがいました。
ブルーナーは、
人が何かを理解するには、お互いに補完関係にある次の2つの様式があります。
・パラディグマティック様式(論理・科学的様式)
・ナラティブ様式(物語様式)
と言っています。
かなり小難しいですが、次のように考えると分かりやすいです。
「速さ×時間=距離」という数式は論理・科学的様式によるもの。
これを、「鈴木君が時速5キロで4時間走ると20キロメートルの距離になる」
というストーリー(物語)にするとすごくイメージしやすいですよね。
要は、何か伝えるときに
ストーリーにすると相手がイメージしやすい、ということです。
著書「iPod特許侵害訴訟」は、特許実務をストーリーを通して伝えるために
書いたものです。
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